家事は夫婦二人で分担しよう

一昔前は、仕事と育児の両立はそれほど難しいことではありませんでした。
しかし、現在は核家族化が進んでいるため、自分達以外頼れる人がいません。夫婦のどちらかが家の中で過ごす場合は良いですが、共働きをしないと苦しい家庭が多いのが現状です。

故に、どちらかが家の仕事を全て担当するのではなく、二人で協力する姿勢が求められます。
一昔前であれば家の中の仕事は女性が中心でしたが、今は通用しなくなっています。料理に関しては得手不得手の差が大きいため、得意な人が常時担当し、その代わりもう一方は洗濯や掃除を終わらせるという具合です。
もちろん育児に関しても全て母親が担当するのではなく、父親もオムツ交換や入浴などを協力する必要があります。

育児を二人で分担すると、子どもにも良い影響が出てきます。
実際、育児をすることで、子どもは父親も母親も同時に慕ってくれるようになります。父親があまりにも育児に参加しないと、子どもが不信感を抱いてしまい、性格形成に悪影響を及ぼす可能性もあります。このような事態を避ける為にも、二人で育児をした方が良いのです。

ただ、二人で協力するとは言っても、次第に疲労の蓄積が目立ってくる可能性があります。心身共に疲れ果ててしまうと夫婦喧嘩も発生しやすいですし、ワークライフバランスも乱れてしまいます。
共働きでお互いに忙しい場合は、たまに家事代行サービスを活用するなどして、疲労がピークを迎える前に対策しましょう。

良い家庭を築くには、夫婦同士が支え合う関係でなくてはなりません。どちらも働いていながら、自分にばかり負担があれば、不満が募るのは当然のことです。お互いが納得いく生活を送りたいのなら、まず仕事・家事・育児のバランスの取り方を知り、夫婦できちんと話し合うことが大切です。